この生活に名前は付くのか

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2022年12月8日

週に一度の部内会議。テレワークの日だったので自宅から参加。ようやく部長から今回の仕事場の諸々(のうち部内に影響することのみ)の話があった。

とても偉い人たちから色々な言いかたをしたメールが何通か来ていたけれど、要は「組織改革の一環でリストラをしますよ」ということ。

私は何度か転職をしているけれど、前職まではずっと日本の会社だったので、リストラと聞くと「まず派遣切りをし、次に有期雇用社員の再契約をせず、そして正社員の希望退職を募り、それでも足りなければ……」という日本式リストラの順序を想像するわけで、そうなると今の部署でいちばん危ないのは障害者雇用の自分なのではないかと推測せざるを得ず、なのである程度の覚悟はしていたし、それなのに全く連絡が来なかったので不思議に思っていた。

しかし、今の仕事場は外資系。そのあたりの考えかたは全然違っているようだ。

結果、部内での対象者1名。私ではない、健常者の正社員の方。

どうやら、日本式リストラのように、地層を下から剥いでいくような感じではなく、「その業務はもう会社としてやらないことになったから」という理由で、特定の業務の担当者を国内外問わずごっそり縦に抜き取っていくような形で進めているらしい。そして、役員クラスや部長クラスから切っていくので、その特定の業務に関係ない偉い人たちもたくさん退職するらしい。

対象の方には「もう仕事しなくていい、オフィスにも来なくていい、平日日中の空いた時間は転職活動に充ててもらってかまわない、原則今月いっぱいで退職だけど急な話だから数ヶ月の救済措置はある」的な内容の連絡があったとのこと。

これが、外資。これが、ジョブ型雇用。むしろ海外ではこの感じが当たり前で、日本が特殊なのかもしれないけれど……。

 

今回は私は残留という形になったし、雇ってもらえる限りずっとこの仕事場に居たいとは思っているけれど、またいつどうなるかわからないし、それは今の仕事場だけの話ではなく、日系/外資や大小問わずどこの会社でもそうだし、なんなら自営業でもそうだし……。

11月下旬あたりから自分に対して色々考えていたところに、追い打ちのようにこの件があった。単なる偶然だとは思うけれど、そういうフェイズに入っているのかもしれない。

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