この生活に名前は付くのか

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2019年11月9日

 今日は全国各地で魅力的なイベントがかなりの数かぶっていた。圧倒的に身体が足りない。

 私は3週間ぶりくらいに神楽坂・神楽音へ。Pot-pourriのレコ発(8月と9月にも配信シングルのレコ発はやっていたけれど、今度はアルバムのそれ)。

 

 1組目は9月のレコ発の時にPot-pourriのsawawoくんが「同年代のすごいバンド」と言っていたStrip Joint。男女2人づつの4人組かと思っていたらステージ上には6人。男性メンバーお二人のお衣装が、なんというか、時代が一周回った感じだったので、ちょっとびっくりしつつのスタート。昭和であり令和でもあり、邦楽であり洋楽でもあり、ポップスでありアバンギャルドでもある、良い匙加減の音楽。一度ズボっと落ちてしまったら抜け出せなくなるような癖があって素敵だった。全体的にねっとりした感触。

 2組目の服部峻さんのセッティング中、sawawoくんに「次、ヤバい人が出ます!」と直々に予告された。どのくらいヤバいのかと思ったら、本当にとてもヤバかった。ライブハウス通いをしていると、数年に一度くらいのペースで正真正銘の本物の天才の方に遭遇することがある。で、今日がその日で、服部さんがそうだった。目撃した結果、瞳孔と口と脳細胞が開いたし、終演直後にTwitterをフォローしたし、音源もポチった。今後積極的に追いかけていきたい。

 3組目、伊東篤宏さん。オプトロン(蛍光灯を改造した自作楽器)の独奏。Optrum(伊東さんのオプトロンと進揚一郎さんのドラムによる大変ハードコアなデュオ。Pot-pourriから見ればHEADZの先輩にあたる)のライブは観たことはあったけれど、独奏ははじめて。オプトロンは意外にも出せる音域が広くて、なにより見た目が大変かっこいい。耳にも目にも刺激的。ビートとノイズの応酬といった趣で、蛍光灯に照らされながら30分間踊り続けた。

 で、トリは本日の主役のPot-pourri。前回観た時は会場がライブハウスではなかったので、きちんとした音響の会場で観るのははじめて。たしかに前回より音質も分離も良かったけれど、それ以前にバンドとしてかなりの進化を遂げていた。僅か1ヶ月で。よりフィジカルでアグレッシブな感じが出るようになったように見えた。sawawoくんの歌唱もどんどん上手くなっている。

 RYO NAGAIさんの謎スキル(アコギとスネアの音をPCに取り込んでリアルタイムでエフェクトをかけてスピーカーから出す)があまりにも気になったので、今日は氏の前あたりから観ていたけれど、結局すごすぎてよくわからず。はっきりわかったのは、PCがWin10だな、ということくらい。

 事実上、アルバムの完全再現ライブだった。アナログ盤は出ていないけれど、A面とB面の切り替えのタイミングをメンバーさんの入退場で表現していた。斬新。

 

 全体的にどろっどろに濃い夜で、行ってよかったと心から思ったし、服部さんという天才の存在を知れたし、NAGAIさんに改めてご挨拶できたし、前日夜に急遽決まった突発サイン会でサインも頂けたし、大満足。なんだかまっすぐ帰りたくなくて、しばらく地元のマクドでお茶したくらいには脳味噌が活性化した感じがする。つまりは濃くて上質なインプットに成功したということ。

 で、目が覚めたまま朝になってしまったので、さすがにそろそろ寝る。