引っ越しを前に……というわけではないけれど、昨今は母上とライフハックもしくは生活系tipsの共有会をすることが多い。で、今日もそんな感じで話していて、何らかのきっかけで二人同時に四半世紀くらい前のことを思い出した。赤の他人に「冷凍食品が入っているお弁当だなんてかわいそう」的なことを直接ないし間接的に言われていた日々を。西多摩は住所の上では東京都内ではあるけれど、実際にはド田舎なので、ネイティブ西多摩民には凝り固まった考えかたをする人も多い。そういうところは本当にダメだと思う。冷凍食品もコンビニのお弁当もスーパーのお惣菜も、今となっては当たり前どころか大進化しているというのに。
しかし、我々親子はそんな言葉に屈しないタイプなので、特に気にしてはいなかった(けれど今でも覚えているということは当時それなりにしつこく言われたのだろう)。すゑひろがりず南條殿の仰るところの「やかましなー!」であり、同じく三島殿の仰るところの「だまらっしゃーお主!」である。そもそも他所様の家のことやお弁当の出来に口を出す時点で人間としてどうかと思うし(万が一何か思ってしまったとしても実際に言ったり書いたりするか否かが分かれ目)。おかげさまで、そんな大人にはならないように育って今に至るので良かったけれど。