SAKEROCKサブスク解禁とのこと。大人の事情的なアレでダメなのかなーと思っていたので驚いたけれど、 リリース元がほぼカクバリズム1社のみ(※『慰安旅行』はcompare notesからリリースされカクバリズムから再販)なのが功を奏した可能性もある。角張さんは偉大。そして(それ故か否かは謎だけれども)さすがに『YUTA』は対象外の模様。
私の音楽的な、いや、全てのルーツは中学1年の7月に出会ったpre-schoolで間違いない。けれど、大学生&音楽ライターになってから観て聴いたたくさんの音楽にも多大な影響を受けていて、そのうちのひとつがSAKEROCKだったりする。DCPRGやZUINOSINもその頃。即興の楽しさを覚えたのもその頃。ノイズミュージックが心地良すぎて高円寺20000Vのフロアで寝落ちしそうになったのもその頃。もう同じ形では存在しないバンドや既に無くなってしまった場所ばかりだけれども、あの頃に体験したことは今の私の血肉の一部になっている。
これを機に、たくさんの人たちがSAKEROCKを追体験するのだろう。今からでも遅くない(そもそも音楽はいつ聴いても遅くない)ので是非。本当に良いバンドなので。