この生活に名前は付くのか

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2021年9月19日

現地に観に行こうと思っていたイベントが無観客配信オンリーになったので、家でゆっくり観た。元々、イベンターさんおふたりによる共同企画で、落合soupで昼の部が、早稲田RiNenで夜の部が行われる予定だった。で、夜の部は定刻通りに無観客生配信をすることになったけれど、昼の部のほうは「開催を予定していた時間に無観客で映像収録を行い、それをその日のうちに編集してその日の夜に公開する」というスタイルに変更。そのため、(客側から見た)開催順が逆転し、先にRiNenからスタートし、その終演後にsoupの映像が公開されることになった。世情が世情なので、今イベントを組むのは本当に大変だと思うけれど、それでも開催して頂けるのは本当にありがたい。

 

こちらがRiNenのほう(期間限定公開)↓

こちらがsoupのほう(同上)↓

 

個人的に特に良かったのは、RiNenの部の yuma takeshita + knd と、soupの部の #gloptin #嗚咽民 #原田仁 と、同じくsoupの部の かまどうま。

yuma takeshitaさんとkndさんのデュオは、ものすごくざっくり言うと「謎の自作楽器とパソコンの謎技術の競演」といった感じ。何が起きているのか全然わからない。「なんですかそれは……いったいなんなのですか………」と思い続けているうちに終わっていた。RiNenの部の1組目(つまり全体のトップバッター)に相応しすぎる。

#gloptin #嗚咽民 #原田仁 (←※これが正式表記)は、お三方によるカオティック即興。自作打楽器とピカルミン等のガジェット類とボイスパフォーマンス。gloptinさんの打楽器が効いていた。もし現地にいたら盛大に踊っていたと思う。ピカルミンが3匹並んでいる姿も壮観だった。

かまどうま は篠原篤一さんの歌と岡田了さんのギターによる即興デュオ。歌も即興(ハミング程度のそれではなく、ちゃんと歌詞らしきものがある)なので場の緊張感が凄まじい。映像からもビリビリ伝わってくるくらい。それが30分続いた後の、去り際の力強いピースサインもとても良かった。映像越しなので岡田さんの新機材(26kgあるらしい……)の威力がわからなかったのは少し残念。生で聴ける日を待つことにする。

 

客側の私としても行けそうで行けない日々が続いているし、出演者さんやイベンターさんや会場側も本当に厳しい状況のままで1年半以上が経っているけれど、しかしやはり火は消してはいけないし、もし一度でも消えてしまうとなかなか再点火できないので、今日のイベントのように臨機応変な形で少しづつでも続けていくしかないし、客側は投げ銭や有料配信チケットの購入等で少しづつでも支えていくしかない、と思っている。もう少しでどうにか良い感じになってきそうな気配もしなくもないけれど、まずはひとまずそこまでお互いが生き延びなければ。

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