rei harakamiさんの命日で、没後10年とのこと。ご存命なら50歳でいらしたはず。お若い。お若すぎた。訃報を知った時、何よりも先に「どうして……」と思ったのを覚えている。あんなに元気にゴボウでしばき合いしていらしたのに。ミスターモーニングナイト最高だったのに。
没後たしか1〜2ヶ月後くらいに開催されたyanokamiの招待制ライブに行ったら、矢野顕子さんが(おそらく意図的に)とても元気に振る舞っていらして、「もうハラカミさんはいない」という事実を改めて突きつけられた気がした。
ハラカミさんの音は人類史上稀に見るタイムレス感で満たされているので、今はもちろん、数十年後でも、おそらく数百年後に聴いても、あの温かさは変わらないのだろうと思う。
アベフトシさんが亡くなったのが12年前の7月22日で、ハラカミさんが亡くなったのは10年前の今日、そして(個人的な話だけれども)今年は祖父が亡くなった。そのためか、7月には少し影が落ちているようなイメージがある。