この生活に名前は付くのか

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2020年6月9日

 昨日の日記の続き。

 今日はこれを聴いていた。

 Convex Levelの渡辺さん(vo&g)のソロ作。当時OTOTOYの特集ページ用にライナーノーツのようなものを書かせて頂いて、それを特設サイトにも載せて頂いた。

 これも4年くらい前の作品。当時から大好きだったけれど、今聴いてもしっくりくる。

 

 上記の特設サイトの渡辺さん御本人様による解説にもある通り、この作品は一から十まで全てを新しく録音して作ったわけではなく、渡辺さんが過去に録音やミックスを担当してきた音源の膨大なサウンドファイルを活用し、分解と再構築を繰り返して組み上げたところに少しだけ新しい歌や一部の楽器を乗せる、という極めて特殊な方法で作られている(なお、新録部分のレコーディングはツバメスタジオ君島さんによるもの)。

 例えば、

 これが、こうなる。

 これは比較的わかりやすい例だと思われるけれど、当時は全く気付かず、渡辺さんの解説を読んではじめて把握して驚いた。同じ素材でも調理方法によってこんなに印象が変わるものなのか、と……。ちなみに、この2曲、歌詞も曲名もなんとなく繋がっているような気がしないでもない。

 他の曲の素材の出どころは全然わからない。もし私が自力で気付くことがあるとすれば「あの曲のアレがこれだ!!!!!」とテンションが上がることは間違いないけれど、この調子だと一生謎のままな気がする……。

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