この生活に名前は付くのか

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2020年5月17日

 お仕事のため物理的出勤。しかし、白昼にEXTRUDERSの無観客ライブ配信があり、演奏開始時間も事前に公表されていたので、彼らの出番に合わせてお昼休みを取り、家からWiMAXを持参して回線を確保し、昼食とともに優雅に観ることに成功した。この執念、我ながらどうかと思う。しかし、結果としては、リアルタイムで観られて本当に良かった。

 (※アーカイブは2020/5/24まで公開。00:56:00過ぎくらいからがEXTRUDERSだけど前後の出演者もかなりすごいので全編観るのがオススメ)

 

 彼らが小岩BUSHBASHから無観客ライブ配信をするのは約2週間ぶり2度目。前回はあまりのクオリティの高さに驚愕して、ものすごく長文のレビュー(?)を書いてしまった。

 今回もエクストルーダーズ+PA君島さん+カメラ大石さん+会場ブッシュバッシュという前回と同じチームでの配信だったけれど、事前告知の際に「前回と違う内容にする予定」「アップデートする」との旨のコメントがあり、どうなるのか楽しみにしていた。(そして、前回はワンマンだったけれど今回は対バンありで演奏時間も約半分なので、そのあたりがどう影響してくるのかも興味があった)

 

 で、観た。前回と異なる点を挙げてみる。

・全編モノクロ(前回はカラー)

・セットリストが1曲もかぶっていない

・セッティングの位置の変更(前回フロアにあったドラムセットがステージ上へ、前回ステージ上にいた弦楽器隊がフロアへ)

・セッティングの向きの変更(全員背中合わせで壁のほうを向いて演奏)

・3ヶ所あった光源が1ヶ所に(ドラム岩科さんの背中のあたりに大きめのがひとつ。モノクロだったためいつもの青い電球か否かは不明)

・音響の感触の変更(アナログっぽいような、モノラルっぽいような、そんな手触り)

 特にすごいのが上から2番目。どの曲を演ったのかは公式にツイートされているのでそちらをご覧頂くとして、とにかく、前回と1曲たりともかぶっていない。前回のセットリストは「最近ライブで演っている曲全部乗せ」のような感じだったけれど、今回は真逆の「最近ライブで演っていない曲全部乗せ」で、(少なくとも東京では)数年ぶりに演奏された曲や音源化されていない曲のオンパレード(『kaori』は今のところこの映像でしか残っていないはず)。おそらく新曲と思わしき曲もあった(違ったらすみません)けれど、出だしの歌詞と語りのパートの印象が強すぎて早速頭から離れない。よくライブを観に行っている人間から見ても、大変貴重なセットリストだと思う。

 あと、上から4番目もすごい。少なくとも曲中にはお互いのことを見ず演奏しているようだった。曲間にも見ていない可能性がある。3人だけでじっくり育ててきた鉄壁のグルーヴが、目に見える形でそこに在る。

 

 映像そのものが全体的に黒めのモノクロだったのと、前回よりもガサッとしつつ温度のある音響だったのとで、秘密の地下室っぽさが増し、妖しさが際立っていた。そして、やはり、生演奏の生配信とは思えないクオリティ。本当に、すごいチームだ。また組んでほしい。

 前回のと今回のとで、2本で1セットというか、二卵性双生児というか、そんな趣があるような気もする。2本立てでミニシアターで上演してほしいくらい。

 そして、事前の宣言通りに「前回と違う内容」と「アップデート」の両方を達成していた。有言実行。さすが。なにせ、彼らはパンクバンドだ。精神の強さが違う。

 

 そんなこんなでとても良いものを観たので、午後の(お昼休みの後の)お仕事がものすごく捗ったのは言うまでもない。

 個人的には岡田さん(g)が髪を結っていらしたのがものすごく良かった。あと前回同様に鳥山さん(b&vo)がマスク着用のまま歌っていらしたけれど、あれはマスクがポップガード的な役割を果たしているんじゃないかと思いはじめている。パッと見だとポリウレタン製マスクに見える(未確認)し。不織布のだとガサガサいいそうだし。

 

 エクストルーダーズの今後の無観客ライブ配信の予定は今のところなさそう(少なくとも告知はされていない)だけれども、6/5に何かが公開される、らしい。あと明後日(2020/5/19)に岡田さんのソロライブの配信がある。実は岡田さんソロもかなり好き。

 

 本日のMVPは岩科さん(dr)といつものWiMAXといつものゼンハイザーのヘッドホン(ノイズキャンセリング機能付き)だな、と思ったところでそろそろ寝る。