この生活に名前は付くのか

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2019年10月20日

 生まれてはじめて神楽坂という街に行った。コンパクトなのに新旧混ざっていて不思議な雰囲気だった。予定よりちょっと早めに行って、念願のかもめブックスにも寄れた。併設のカフェの珈琲が美味しかった。

 

 で、同じくはじめての神楽音(※ライブハウスの名前)へ。kumagusuのレコ発ツアー初日(先日10/12のワンマンからスタートの予定だったけれど台風で中止になってしまい今日が初日に繰り上がり)で、対バンに安心と信頼と実績のEXTRUDERSと、一度観てみたかったTHE RATEL。行くしかなかったので行った。

 THE RATELは編成からして軽やかで可憐な感じを想像していたけれど、実際にはかなり粘度が高めな感じだった。ズシッと、ドロッとしている。うっすらプログレ成分も感じるような気がしないでもない。意外。

 2番手のkuroyagiさんはソロのラッパー。自分でトラックをかけつつ自分でラップするスタイル。しかしアゲアゲでもハーコーでもない。東急田園都市線(の沿線)の日常にピントをぐっと絞った、執念と諦念と時々狂気のリリック。こういうタイプのラップ、もっと増えてもいいと思う。

 続いてEXTRUDERS……なんだけれども、最近は彼らの転換時のセッティングを見守るのがちょっとした趣味と化しているので、そこから見ていた。なにせ全機材持ち込みなので、かなり大掛かりなことになる。ドラムセットに至っては裏に置いておけなかったようで、フロアの片隅にバラして置かれていた。しかしそこは慣れているというのもあるのか、成人男性3名様(メンバー)+1名様(PA担当のツバメスタジオ君島さん)+α(会場のスタッフさん)でサクサク設営していく。所要時間15分くらいで完成。

 で、本番。神楽音はステージの壁面全面が真っ白に塗られており、背後の黒カーテンを開けると全面スクリーンになるという仕様。で、EXTRUDERSの最近のライブは、ステージ上の照明を全部落とした上で映像を流し、その映像の光だけで演るというスタイル。なので、ある意味相性が良かったと言うべきか、映像が大変キレイに投影されていた。しかし、プロジェクタはステージのすぐ目の前の天井から下がっている格好なので、配置的にちょうどフロントのお二人に光が当たらず、写真を撮ろうとすると逆光で真っ黒になってしまう。なんという罠。ご本人様的には問題なかったようなので良しとする。(おそらく、映像と照明を並行して使えばそうはならないのではないかと思われる)

 40分setの青の世界。先日期間限定でライブ映像が公開されていたけれど、やはり生で観ないとわからないものもある。そして一度生で観ると何度でも観たくなる。冷たくて優しい。

 

 kumagusu 、こんなにもライブが良いとは知らなかったので驚いた。歌唱法も思っていたのと違った。高らかな、それこそ井上陽水さんのような歌いかた(vo&g担当のメンバーさんのお名前が「井上Y」さんなだけに……)。それにしてもギタリストさんのあの動きはなんなのか。気がついたら彼のほうばかりを見ていた。太極拳と酔拳とロボットダンスを足して3で割らない感じの動作をしながらギターを弾く。ソロも弾く。目つきもすごい。なんだあれ。で、よく見たら隣の井上さんの足元が下駄。そのままエフェクターを踏んでいる。なんだこれ。また観たい。あいにく私の脚が限界だったので今度はゆっくり観たい。

 

 23時に終演したので終電でのんびり帰宅。明日はお仕事なので気合いでどうにかする。