Convex Levelの『Lost And Found』を聴いていたら、ふと「この曲は人生なんだな」と気付いた。23分間で表現する、人生。
（↑05:05あたりからが『Lost And Found』）
人類には年の功という概念が確実に存在するけれども、10〜20代くらいの若人には気付けないであろう何かがこの曲にはある。30代半ばくらいになってようやく気付ける何かが。
そもそもライナーノーツを書かせて頂いた時にもっとはっきり気付くべきだったんじゃないかという気もするけれど（すみません……）、しかしトップページの序文のほうの「前後左右上下が反転した街で営まれる日常」というのは結構いい線いっている気がするので、3年前の私も薄々なんとなく勘付いてはいたのだと思う。歌詞もアレのアレだし（※詳しく書くのは野暮なので割愛）。
ここ数週間の諸々を振り返るに、EXTRUDERSの『Hilltop Radio』との合わせ技で聴いたのが良かったのではないかと思われる。相乗効果で、諸々が猛烈に増幅された。昨日思い立って実行に移しているアレも含めて、人生。これぞ人生。いや、まだ半生か。
（余談：上に貼った動画の36:30あたりから、一部で伝説と化している“ワインの妖精さん”降臨からの乾杯が観られます。笑）
