この生活に名前は付くのか

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2020年3月5日

 仕事場の4/1付の異動の内示……だったんだけれども、如何せん新型のアレの対応の準備やら何やらと同時進行だったので、偉い方々は終日バタバタで大変そうだった。

 で、異動になった。私が。とはいえ勤務地は変わらないし、座席の移動距離も2mくらいだし、以前いたところに出戻りする形だけれども、4月以降のスケジュール的なものはだいぶ変わると思われる。数日前に偉い方に呼び出されたのはこの件の内々の相談で、なので現在の直属のボスには既に話は伝わっているものと思っていたら何も聞いていなかったらしく、別室で正式な内示を受けて戻ったらテンションだだ下がりになってしまっていた。なんかすみません。

 まあ、その前に今月いっぱいは修羅場ノンストップなんだけどね! 特に来週以降月末まで!! なお延長の可能性あり!!!

2020年3月4日

 朝ごはんが10時、昼ごはんが18時、晩ごはんが22時。文字通り、目が回る。これで「今日は仕事場には行っていない」のが恐ろしい。つまり、仕事場も修羅場だし、そうでない諸々も修羅場ということ。まだできていないあれそれも山のようにある。100%全部そうとは言わないけれど、しかし新型のアレの影響が存分にあることは確かなので、一時的なものというか今だけだと思いたい……。

2020年3月3日

 昨日の呼び出しの件と新型のアレの件に加え、今日もまた急展開があり、今月がエクストリーム多忙月間となることが確定した。それはいいんだけど、如何せん全部水面下で動かすタイプの話なので、ここに書けるようなことがない。昨日思いついたことも進められない。確定申告もあと少しで終わるけどあと少しが終わらない。

 ということで、ひとまず今日はもう寝る。調べものをしていたら深夜2時過ぎてたし……。

2020年3月2日

 仕事場で普通にお仕事をしていたら突然偉い方に呼び出され、別室に連れて行かれ、そこでものすごいお声掛けを頂き笑ってしまった。あまりにも面白かったので即決した。その発想はなかった。

 そして、それとはまた別で、偉い方々が新型のアレの対応でものすごくバタバタしている(※この件も上記の件も私に決定権はない)。今月はイレギュラーな業務進行をせざるを得なさそう。仕込みが発動しなければいいんだけれども……。

 

 今朝の電車の中で思いついたことがあり、今日中にどうにかスタートしようと思ったんだけれども、準備の工程が多すぎてさすがに間に合わなかった。明日以降、なるべく早くやる。詳しくはその時に。

2020年3月1日

 更新……したんだけど、ちょうどナンバーガールの無観客ライブの配信とバッティングしてしまってどうしようかと思った。ナンバガ、最初から全部観た。最高だった。とにかく演奏が上手すぎる。ひさ子さんのジャズマスの音がすごすぎて「どうしたらこんな音が出るんだ……」と呆然としてしまった。前々からそう思ってはいたけれど、ますますわからなくなった。中尾さんがFIXEDのグッズのロンTをお召しだったのも熱かったし、森山未來さんの乱入(?)も良かった。配信は明日(2020/3/2)いっぱいまでアーカイブを残してくださるとのこと。太っ腹。

 今日のナンバガといい、昨日の打首獄門同好会といい、Zepp Tokyoが無観客ライブ配信会場みたいになっているのは大変不本意(出演者&関係者の方々はもっと不本意だと思う)だけれども、両バンドとも「無観客ライブでなければできない演出」を織り込んでいたのはさすがだと思う。

 

 本当に、音楽って、良い。こういう時こそ、在ってほしい。昨日のエクストルーダーズのライブにどれだけ魂を洗われたことか。今日のナンバガの配信でどれだけ元気をもらったことか。だからこそ、火を消したくない。だから、微力なのは承知の上で、自分なりにできることをしたい。今まで育ててもらった、救ってもらった恩返しをしたい。

2020年2月29日

 閏日。新宿ナインスパイスにEXTRUDERSのライブを観に行った。このご時世だけれども、往復の電車の中も新宿駅のあたりも(マスク着用率以外は)特にこれといって変化はなく、テンションも人口密度もいつも通りだった。拍子抜けするくらいに。一方、ナインスパイスの中は徹底的に自律されており、咳をしている人はおろか、体調が悪そうな人も(私が見る限りでは)いなさそうだった。おそらく、あの場にいた誰もが多かれ少なかれ「ここに持ち込んでorここから広げてはならない」という危機感や使命感を持っていたのだと思う。ちょうど他のライブハウスで何人か罹ってしまったというニュースが流れたタイミングだったし(半月くらい前の話らしいのでなんとも言えないけれど、少なくとも今現在ライブハウスにいる人たちは場とシーンとアーティストを守りたいので本当に気を付けていると思う)。私は「自分は(良い意味で)どうでもいいけれど、どちらにせよ花粉症でマスクはつけているし、それよりなにより万が一でも他の皆様に迷惑をかけてしまうことがあってはならない。それだけは絶対にダメ」という考えのもとでマスクをつけたまま過ごした。

 

https://www.instagram.com/p/B9J1HJmpRwa/

 偶然なのかなんなのか、出演者5組全てが3ピースバンドという、そんな夜。

 今日のEXTRUDERSにはひとつイレギュラーな要素があった。PAがツバメスタジオ君島さんではなかった。君島さんは他のバンドの海外ツアーに帯同している最中で、物理的にこの場にいることができない。ので、他の出演者と同様にライブハウスのPAさんにやってもらうことになる。しかし、なにせ彼らはドラムセットからマイクスタンドまで全て持ち込みで、しかも特殊すぎる機材ばかり。そのうえボーカルはウィスパーボイス。君島さん以外のPAさんがやるとどうなるのか、興味があった。

 結果、やはり全然違った。まず、全体的に音がやたら大きく感じる(本当に「普通のライブハウスの音」という感じ)。そして、ベースがベースとして低音を主張してくる音作りになっている。この2点は普段は感じないことなので、新鮮だった。あと、ボーカルに終始謎のエコーがかかっているような感じがあったけれど、居合わせた某バンドの某氏によれば「上からエフェクトをかけているのではなく、元の音がハウってる感じ」とのこと。君島さんの時はそれはない(たまにピンポイントでエフェクトをかけることはある)。しかし、そのおかげで(?)強弱や歌い回しがわかりやすかった。特に『elder? minor?』の一番最初の「め」の色々混ざったような発声と、「きえちまうまえに」の吐き捨てかたには、なんというか、ぐっときた。

 バンド自体はいつも通り、平常運転。自分はともかく周りがぐちゃぐちゃしていて辟易する今この時でも、問答無用でずぶずぶと沈めてくれる。冷たくて落ち着く。ありがたい。とはいえ、最後の曲がアレでああいう終わりかたをするとは思わなかったけど。まあ、彼らはパンクバンドだし。

 あと、鳥山さん(b&vo)のお衣装がシンプルかつクールでとても良かった(演奏前に着替えていらしたので衣装という呼びかたに間違いはないと思う)。

 

 対バンは京都のPILE OF HEXが面白かった。女性ギターボーカル/男性ギター/男性ドラムという編成で、歌いかたがかなり独特。ビョークとかそういう感じに近い。最初は驚いたけれど、全体の音の世界の統率が取れていて、やみつきになりそうな感じもある。

 そして、sassya-のベースのお姉さんがドレスアップしてヒールの高いパンプス履いて椅子に座ってガーーーーーっと弾く姿は最高以外の何物でもない。

 

 世界がギスギスする中、いつものお兄様方にお会いして少しお話してじっくり演奏を聴いたら、ものすごく安心した。会場に入ろうとした時に某メンバーさんが煙草を吸っている姿を見ただけでもちょっとほっとした。やはり日常は大切。私にとっては、これが日常。

 

 


 (帰宅後に書こうとしたら眠気で目が開かず、仕方がないので寝て起きてから書きました。ので、文字数少々多めでお送りしました)

2020年2月28日

 いつものように仕事場に行ったら、偉い方々が朝から晩まで「(仕事場にとっての)最悪のシナリオ」を想定して色々な諸々を話し合い続けていた。結論は出ておらず、ひとまず明日に持ち越しらしいけれども、私は通常営業を続けることに概ね決まっている。

 現在の世の中の状況については、私は(良い意味で)どうでもよくなったけれど、お仕事に行っても電車に乗っても寄り道しても家にいても周りがザワザワガサガサしていて全然落ち着かない。それ故に自律神経が傾きはじめているのを感じつつ(そもそもデフォルトでぐちゃぐちゃなんだけれども)もやもやと家事をしていたら、突然脳裏を素晴らしい言葉が通過していった。 

 「病は気から」

 全力で腑に落ちたので、ひとまず(予防には気を付けつつも)全力で力を抜いていきたい。

 

 直近1週間はずっとこのアルバムを聴いている。たぶん明日以降もしばらく聴く。

 (はてなブログのデフォルトのiTunes試聴の埋め込みがイマイチなので、今回はApple公式の埋め込みを引っ張ってきてみた)

 なんだか、沁みる。とても沁みる。個人的に色々と思うこともあり、なおさら沁みる。このバンドを好きでいてよかったなあ……。

 明日は彼らのライブがある。出演者も会場も一切変更なく、予定通りの開催。おそらく大半の小規模ライブハウス(と出演者)は小岩ブッシュバッシュの声明と同じ方式でいくことにしたのだと思われる。それでいいと思う。自分できちんと予防や自重ができるのならば。そういう小規模ライブハウスに集う人々(自分含む)は99.9%がいい大人だし。残り0.1%は親御さんと一緒のキッズだし。自粛するよう言われている(そもそも要請であって強制ではない)のは「不要不急」の「大規模イベント」だし。私にとっては全然「不要不急」じゃないし。むしろ生命線だし。明日行く会場の収容人数は私の仕事場の人数より少ないし。人口密度なんて日々の電車のほうがよっぽど高いし。家族にも説明して了解を得ているし。私は私。よそはよそ、うちはうち。

 ということで、いい大人の私は、現地に行く。こういう時こそ、行く。長年お世話になっている小規模ライブハウスシーンへの恩返しをする時がきたのだ。

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